わきがレベルに合った治療

軽度のわきが治療

温かい時期だけニオイが気になる、鼻を近づけないとニオイが気にならないといった軽度のわきが治療には、多汗症治療としても人気がある「ボトックス注射」がおすすめです。
ボトックス注射はアポクリン汗腺やエクリン汗腺の働きを抑える効果があるため、ニオイの元となる汗を減らすことができます。
治療の特徴は、わきに注射を打つだけなので体に負担がなく、5~10分くらい終わるところです。
わきがが軽度の人なら、ボトックス注射で十分な効果を得られますので、汗をかきやすくなる夏場に治療を受けるなど期間限定でニオイ対策をするとよいでしょう。

中度のわきが治療

わきに近づかなくても独特なニオイがする中度のわきが治療には、わきに特殊な機器を差し込みアポクリン汗腺を吸い取る「吸引法」がおすすめです。
施術はわきを1cmほど切開しますが、体への負担は少なく、時間も30分ほどで終わります。
吸い取ったアポクリン汗腺は復活しないので、効果の持続が期待できるでしょう。

そのほかにも「マイクロ(電磁)派治療法」は、中度~重度のわきが治療に向いていると言えます。
この治療法はわきにマイクロ派を照射してアポクリン汗腺を熱去するので、体にメスを入れたくない人におすすめです。

重度のわきが治療

強いニオイがする重度のわきが治療には、アポクリン汗腺をしっかりと除去できる皮べん法がよいでしょう。
皮べん法はわきを3~5cmほど切開する外科手術で、医師がアポクリン汗腺を目視しながら切り取っていくので、高い効果が期待できます。
また、わきが治療の中で再発率が最も低いと言われていることから、わきがをしっかり治したい人におすすめの治療法です。
ただし、アポクリン汗腺が広範囲に広がっている場合はすべて取り除くことは難しいため、ニオイが残るケースもあります。
また、術後のダウンタイムもあるので体への負担が気になる人は超音波治療法や高周波治療法といった「切らない治療法」がよいでしょう。
特に高周波治療法は重度のわきがに高い効果があるとして近年注目されています。

医師と相談しましょう

わきがの治療法はニオイレベルによって勧められるものが変わってきます。
しかし、どの方法が自分にとって最適であるかは症状の出方、術後のリスク、最終的にどうなりたいかによっても違ってくるでしょう。
例えば、軽度のわきがであっても手術した方がいい場合もありますし、重度であってもボトックス注射で様子を見るケースもあります。
そのため、治療法を決めるときは医師としっかり話し合ってください。